2020年12月1日発行
EV(電気自動車)普及にヨーロッパや中国が舵を切りましが今ひとつ電気自動車の未来が見えません。 アメリカの電気自動車メーカーのテスラ社が頑張っていますが、 これは高級車だから売れているのであって一般的EVの普及とは違ったところにあると思われます。 EVの普及に足かせをかけているものは蓄電池の性能と価格です。 日産のリーフはフル充電で実質400kmを走ることは難しいですね。 一回の充電で500km以上を走ることができて、 今より低コストの蓄電池ができるかどうかが電気自動車普及のカキです。 そこで脚光を浴びているのが電解質が液体ではなく個体であるリチウム全固体電池です。 固体ですので液漏れがなく安全であり、 電池の性能である重量エネルギー密度が今までの2倍以上で急速充電も可能です。 またマイナス30度から100度の気温に対応します。 価格もこれまでのリチウムイオン電池より安くなります。 トヨタが投入予定の全固体電池搭載車は2022年から2024年頃とのことで注目されています。
最近SDGs(エスディージーズ)が流行っています。テレビのコマーシャルで見たことのある人もいるのではないでしょうか。 また17色のカラフルなバッチをつけている人をみて、何だろうと思った人はいませんか。 SDGsとは2015年の国連サミットで採択されたもので、 国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。 17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。 17の目標のいくつかを紹介すると、
などがあります。 ISOの特に環境とは関係が深いと思います。 企業でも17の目標から幾つか選んで、 自社の具体的な目標と行動計画を立て取り組んでいるところが増えてきています。